『義』って一体なんなんですか?
そんな葛藤。
タイトル・不可視の通り。
義は肉眼では見えないものである。矛盾とは自然と見るべからず、と自分に言い聞かせるものだ。
いろいろ置換してみると少しは楽しくなるかもしれないです。
誰がなんの象徴であるかとか、曖昧な世界の象徴とか、ともかくいろいろ。無論読んでくださった方の自由です。
もしかしたら、これがなんの解決にもなっていないストーリーであり、矛盾も甚だしいと思った方もいらっしゃるかもしれない。
いやまったくもってその通りです。
これはウロボロスの蛇の話と、和深ゆあなさんの作品とをかけあわせたような作品になってしまったのです。
つまり終わりはありません。全ては悪循環が支配する世界。
蒐集家はもしかしたら、現代も生きているかもしれません。
本当は安部公房氏のように、多彩な比喩を用いた文章にしたかったんです。13話みたいに。けれどまず私の頭が足りないです。
これがまた私の成長の第一歩になれば……いいな、と。
では、最後まで読んでくださってありがとうございました。
06/24